







STORY
夜明け前、静寂の中でゆっくりと目覚めるチュベローズの蕾。やがて陽の光を受けその白い花びらが次第に開き、甘く濃厚で官能的な香りを放ち始める。
熟したラズベリーとプロヴァンス産の蜂蜜が生花の様なニュアンスを引き立てながらも次第に濃厚なウッディへと移り変わり新しいチュベローズの一面を見せる。
夜の終わりと朝の始まりが交差する、白いブーケが表現する神秘的な時間。

PERFUMER'S MESSAGE
チュベローズアブソリュートには他のフローラルにはないスパイシーさや濃厚な芳醇さがあります。
その魅力を引き立てるために女性らしさのある白い花だけを束ねてみました。その花の色からは想像もつかない程しっかりと主張する香りにはラブダナムやカシュメランを使ったオリエンタルアコードで表現。
優美でありながらもそのクールな一面もある甘さに一目惚れするでしょう。

KEY NOTE
Tuberose
Tuberose

インド産チュベローズ
その濃厚で官能的な香りから「夜の女王」とも称される特別な花。温暖な気候と肥沃な土壌のもと、主にタミル・ナードゥ州やカルナータカ州で栽培され、夜に花開くことで最も芳醇な香りを放つ。
ジャスミンやイランイランにも通じる甘美でクリーミーな香りに加え、ほのかなスパイスや蜜のような濃密なニュアンスを持つのが特徴。
わずかにグリーンやフルーティーなトーンを含み、時間とともに温かみのあるムスキーな香りへと変化する。